こんにちは。KJeyです。(＠kjeyblog)
今話題の画像生成AI、Stable Diffusionに興味あるけど難しそう、、、
って感じますよね。
わかります。私もそうでした。
ですがそんなことありません。
全くの素人でも最初の設定さえしてしまえば簡単に始められます。
ということで今回は、Stable Diffusion web UIのインストール方法をわかりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたも画像生成AIを無料で楽しむ事ができます。
・動作に必要な物の確認と準備
・素人でもできるStable Diffusionのインストール方法
・実際のイラスト生成方法
事前に準備しておくもの
Stable Diffusionインストールの前に事前に用意しておかなければならないものがあります。
以下の４つです。
・Pythonのインストール
・Gitのインストール
・Stable Diffusionのインストール
・モデルの入手
早速意味不明な用語が出てきてアレルギー出てる方いると思います。
でも意外と簡単なので安心してください。
ただ注意点としてWindows10以降のモデルが推奨されてます。
Windows7より前だと完全に使用できないのですが
Windows10前のモデルだと拡張機能が使えなかったり
速度が遅かったり、条件を満たせないことが多々あります。
Stable Diffusion web UI使用条件
・動作環境(Windows10以降のPC)※MACも一応対応しているが拡張ファイルが対応してない
・推奨グラボ：10GB(最低4GB必要)
・空き容量が30GBはある
これらの条件を満たしてることが必要なんです。
素人でもできるStable Diffusionのインストール方法
Stable Diffusionを使用するにはPythonにプログラミングのお手伝いをしてもらい
Gitに拡張機能を導入してもらいModelに専門的な生成のお手伝いをしてもらう必要があります。
言うなればStable Diffusion(SD)は考える「脳」という訳です。
ちょっと難しいこと言ってるように聞こえるかもしれませんが大丈夫です。サイトに行ってダウンロードするだけなのでなんてことないです。
Stable Diffusion入手までのロードマップ
▶ ①pythonのダウンロード
▶ ②pythonをインストール
▶ ③Gitのダウンロード
▶ ④Gitのインストール
▶ ⑤Stable Diffusionのダウンロード
▶ ⑥Stable Diffusionのインストール
▶ ⑦Modelのダウンロード
▶ ⑧Modelのインストール
①pythonのダウンロード
Stable Diffusionが考えた物を実行に移すのがpythonの役目です。
Pythonのサイトに行って3.10.6の「Installer (64-bit)」をインストールしましょう。
Stable Diffusion公式サイトにも上記バージョンをインストールするよう書かれています。
Pythonダウンロードはこちらから↓↓↓
Pythonのページ飛んだら下の方にスクロールして「Windows Installer (64-bit)」を探してダウンロードしましょう。
常に新しいバージョンがリリースされていますので2023年４月現在の情報です。
Stable Diffusionのホームページの下の方に記載があります。
これでpythonのダウンロードは完了です。
②pythonのインストール
続いてインストールしていきましょう。
ご自身のダウンロードした保存先にこのマークのアイコンがあると思うので
ダブルクリックしてインストーラーを起動させます。
下図のファイルをクリックしましょう↓↓↓
インストーラーを起動させるウィンドウが開いたら
「Add python.exe to PATH」にチェックを入れてください！！
ここのチェックを入れるのを忘れないでくださいね。
これでpythonインストールは完了です。
③Gitのダウンロード
Gitとかgitと呼ばれています。Stable Diffusion(SD)の考えたものを表現していくのがpythonなら
表現する際に後から便利な追加機能を付け加える手伝いをするのがGitです。
新機能を受け取る窓口みたいにイメージしていただければいいです。
新たな武器や、新機能が追加されればより
人間の表現したいものに近づいていくと言訳です。
タレントさんのマネージャーさんみたいなもんですね。
歌やダンスのレッスンを受けさせるために先生と繋ぐみたいな。
Gitのダウンロードはこちらからら↓↓↓
Gitのダウンロードも簡単です。
Gitのホームページに行くとすぐダウンロード画面が出てきますので
クリックしてダウンロードしましょう。
④Gitのインストール
ダウンロードしたら保存先に行ってダブルクリックすると
インストーラーが起動します。
「NEXT」押すとインストールが始まります。
10回くらい小窓が出現しますので
「NEXT」で進み続けると最後に「INSTALL」ボタンが出ますのでクリックしてください。
途中は特にいじらなくて大丈夫です。
インストールが完了すると「finish」を押して完了です。
Gitのインストールも少し時間がかかります。
⑤Stable Diffusionインストール
ではいよいよStable Diffusionのインストールに取り掛かっていきます。
まずStable Diffusionのサイトに行ってZip形式のファイルをダウンロードします。
Stable Diffusionのダウンロードはこちらから↓↓↓
ちなみに正式名称は「AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui」
オートマティックイレブンイレブンステイブルディフュージョンウェブユーアイ。
ホームページに行くと、こんな画面が出てきますので
①「Code」→②「DownloadZIP」の順に進んでください。
ダウンロードが完了したら保存先に行って「Stable DiffusionZIP」ファイルを右クリックして
展開(解凍）します。
保存するファイルの名前は日本語の２バイト文字は使用せずに
ローマ字表記にしておきましょう。
何にしていいかわからない方は「stable-diffusion-webui-master」としといてください。
またStable Diffusionはものすごい容量を食うので
保存先はできればCドライブを圧迫させないためにDドライブに保管するようにしてください。
外付けのハードディスクだと書き出しや読み込みに時間がかかります。
ここまできたらあと少しです。
⑥Stable Diffusionのインストール
次にインストールをしていきます。
もう一度「AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui」さんのページに飛んで
先ほどの画面から、かなり下にスクロールしていくと
「Automatic Installation on Windows」
という表記がありますので、その中から
“git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git”
をコピーしておきます。
コピーは「Ctrl+C」で出来ますよ。
貼り付ける場合は「Ctrl+V」
次に先ほどのDドライブに作ったフォルダに戻って
エクスプローラーのアドレスバーの何もない所でクリックします。
文字全体が青くなるのでそのまま
「ｃｍｄ」
上書きして「エンターキー」を押します。
作ったフォルダ内にファイルを張り付けるため、パソコンの裏側を開くイメージです。
怪しげな画面が開きます。
そこに先ほどコピーしてきた物を「Ctrl+V」で貼り付けてエンターキーを押します。
ここから文字が永遠と自動的に入力されていき
最後にURLが下の方に出てきたら「Ctrl+クリック」でStable Diffusionが立ち上がります。
だいたい１時間から３時間くらいかかると思ってください。
※パソコンによって時間が異なります
KJeyは1時間くらいかかったと思います。
のんびり待ちましょう。
http://から始まるURLをクリックしても反応がないので
「Ctrl」キーを押しながらクリックしてください。
Stable Diffusionが無事立ち上がるとこのような画面になります。
この時点で右上の「Generate」キーを押せば画像生成をしてくれますが奇麗な画像の生成はできません。
なので奇麗な画像生成をするための「Model(ツールの様な物)」をダウンロードしましょう。
私も最初「Model」を知らなくて変な画像しか生成できませんでしたが
コーヒーとかはそこそこのクオリティで生成してくれました。
⑦Modelのダウンロード
先ほども申しましたように、Stable Diffusionだけでも絵を描くことはできますが
単調な質感になってしまいます。
そこで数多くの「Model」があるわけです。
ある種エフェクトをかけると思ってもらえればいいです。
Tik Tokの映像なんかまさに盛ってますよね。
あんな感じです。
その「Model」によって得意な分野があります。
リアルな人間を書くのが得意な「Model」。
アニメタッチを得意とする「Model」お好みに合わせてダウンロードしてください。
それでは早速「Model」をダウンロードしましょう。
Hugging Face(ハギングフェイス)というサイトからからダウンロードします。
Hugging Face には世の凄い方達が作ってくれたAI関連の素材がたくさんアップされてます。
しかも無料なのでこれからStable Diffusionに触る方は抑えておきましょう。
↓↓↓
Hugging Face – The AI community building the future.
今回は「anything-V4.0」をダウンロードします。
よくAIに書いてもらうと奇形が生じたりするんですが
「anything-V4.0」は安定していてクオリティが高いのでお勧めです。
Hugging faceに飛んだらこのような画面になります。
下の方にスクロールしていくとサンプル画像があるので
どんなタッチの絵が描けるのか参考になります。
ちなみにKJeyのStable Diffusionには助(スケ)という名前がついてますが
助と私で書いた絵を参考にしてください。
では赤枠の「Files and versions」をクリックしていただきファイルをダウンロードしていきます。
anything系はいくつかversionがあります。微妙にタッチが違うので好みで試してみてください。
下の方にスクロールして「anything-v4.0-pruned.safetensors」をダウンロードします。
ファイル形式が
・ckpt
・safetensors
とありますが安全性を考慮して今回は「safetensors」をダウンロードしていきます。
最初は色々ありすぎて何が何だかわからないと思います。
とりあえずanything系で慣れると他も見てみたくなると思いますので
その時に別の物をダウンロードしましょう。何といっても5GBありますから。
⑧Modelのインストール
ダウンロードしたファイルは
「stable-diffusion-webui-master」＞「stable-diffusion-webui-master」＞「models」>「stable-diffusion」この順番でクリックしていき「models」の中の「stable-diffusion」内に貼りつけましょう。
これで一通りの初期設定は完了です。
実際のイラスト生成方法
ここまでお疲れさまでした。
では実際にイラスト生成に入っていきましょう。
・今後の起動方法
とその前に今後の起動方法についてご説明しときます。
Stable Diffusionインストールの時に立ち上げたままの方はStable Diffusionの操作画面へ
一度閉じてしまった方は
「stable-diffusion-webui-master」のファイルに入り
「webui.bat」をダブルクリックすると起動します。
今後も起動する際はここからStable Diffusionを起動させて
「Ctrlキー」を押しながらクリックしてブラウザを立ち上げます。
パソコン操作に慣れていない方には不思議な起動方法ですよね。
操作画面が立ち上がったら左上にある枠内のプルダウンの▶をクリックし
先ほどペーストした「anything-v40」に切り替えましょう。
次にプロンプト欄に「(best quality, masterpiece:1.2),」を入力
下のネガティブプロンプト欄に「(worst quality, low quality:1.2),」と入力しましょう。
これを打つだけでかなり出来栄えが変わります。
あとはご自身の描きたいものを入力します。
そのあと「Generate」を押せば召喚完了！
プロンプト欄とはAIに出す指示テキストの事です。
呪文とも呼ばれています。上記のプロンプトを最初に入れておけば安心ですよ。
左から影響力が強いです。そのあたりを意識して指示だししてみてください
まとめ
難しいと思うStable Diffusionのインストールですが
pythonをインストールし、GitをインストールしてStable Diffusionのインストール
Modelのインストールだけで済んでしまいます。
画面の通り進んでいけばどなたでもAIに指示を出せるようになります。
すごい時代に生まれてこれてよかった。
父、母、先祖に感謝合唱！！
ではまた次回お会いしましょう。
何かわからないことやつまずくことがあったらインスタでDM下さい。＠kjeyblog
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